酒本肥料について
私がお伺いいたします!
1976年11月18日生まれです。
みどり幼稚園(現在子供が在園中です^ ^)→越生小学校→越生中学校→聖望学園高等学校(野球がかなり有名な高校ですが、残念ながら私は全く野球はできません。。。)
と進み、城西大学経済学部経済学科を卒業しました。
肥料・農薬屋をやっているので、「農学部卒なのでは?」、と思われるかもしれませんが、実は真逆の完全文系人間です。
(しかも大学時代はサークル活動とアルバイトに熱中し、ある意味模範的な大学生活を送っていたらいつの間にか修了していました・・・^ ^;)
卒業後すぐ、2000年から正式に2代目として、家業である現在のお店を継ぎました。
特に大学で肥料や農薬、農業の勉強をしていたわけではなかったのですし、他のお店で修行をしていたわけでもありませんので、お店を継いだ当時は父のお客様である農家様とどのように接していったらよいのか全く分からずお客様に会いに行っても『ありがとうございました』というのが精一杯だったのを覚えています。
今でこそいろいろと勉強や経験も重ね、頼りにされる事も増えましたが、当時は何となく父の仕事を目にしていたとはいえ完全に未知の世界であり、かつ二代目という特殊な立場に立たされ、お客様とどう接したらいいのか、自分は何が出来るのか、先代のオヤジとは違う自分らしさとは何か、色々と考え悩んだ苦しい時期でした。
でも、そのような苦しい中にあっても、当店の商品を使っていただいた結果、作物が良くできたとご報告いただいた時、「お宅の肥料で作った作物はおいしかったよ!」とわざわざ声を掛けていただいた時は、肥料屋としてはやはり一番嬉しい瞬間です。
特に時間をかけて施肥設計を組んでお客様と二人三脚で成果を出せたときは最高です!
地元である越生で商売をさせていただいており、その恩返しが出来ればと、
- 越生消防団 団長(2023年4月~)
- 越生町商工会 青年部
に加入しております。
消防団では火災出場・台風水害の水防・避難誘導、行方不明者捜索協力、花火警備、地元自治会の防災訓練協力等も行っています。
商工会では地元イベント(産業祭など)や各種警備・資質向上事業への参加、学校事業参加協力等積極的に活動しています。
2004年に結婚しており、両親、妻、子供2女の6人家族で暮らしています。
趣味はドライブに、ビール。
あとはたま~に行くゴルフ・・・
です。
取得資格
- 施肥技術シニアマイスター
- 毒物劇物取扱責任者
- 埼玉県農薬指導マスター
- 埼玉県農薬適正使用アドバイザー
- ハーブコーディネーター
当社の理念
人間の根本は「食」です。
その「食」の創造を後押しし、手助けするのが我々が扱っている肥料や農薬です。
私たちは肥料や農薬を正しい知識と取扱いの下、ご提供することで、安心・安全な「食」を生産者の方、そして皆様の食卓に届けたいと考えています。
そして『五穀豊穣』を目指します。
また自己の利益追求のみならず、日々の仕事を通し、
- 「人間の成長」
- 「地域への貢献」
- 「社会問題の解決」(大げさかもしれませんが農家減少に歯止めをかけたいです)
を実現していきたいと考えています。
私どもにお手伝いできることがありましたらお気軽にお声がけください。
末永くお付き合いをさせて頂くためには、一人一人のお客様に合った商品のご提案はもちろんのこと、気軽に、気さくに話しやすい雰囲気作りをモットーに接客を心がけております(親戚の様に接することができるようになりたいと思っております)。
このHPを通じて農業にかける思い
ここまでお読みいただいてありがとうございます。
最後に、私がこのホームページを通じて、現在の日本農業にかけている思いをお伝えできればと思います。
日本の農業は昭和59年ころの農業生産額をピークに徐々に減ってきているのはご存じの方も多いと思います。
農作放棄地がだんだんと増え、最近では2014年産米価暴落により、身近な埼玉西部の稲作地帯でも農家を辞めたいという話を聞くようになってきてしまいました。近年ではせっかく作った農作物がイノシシやハクビシン・アライグマ等の獣害影響も出てきています。
最近ではTPPの話題が新聞を賑わす中、農業を取り巻く環境は確かに厳しいとは思いますが、そのような環境の中でも、次世代の若い後継者で農業に真剣に取り組んでいる方もいらっしゃいます。
「肥料とは何ぞや?」というビギナー菜園さんから、「施肥設計を組んで欲しい!」というプロ農家さんまでの幅広いお客様へ、このホームページを通じて商品・営農情報はもちろん、先ほど述べたような農業問題へ少しでも取り組んで発信していきたいと思います。
日本の農地は狭いですが、豊かな土壌があります。
日本人が食べるものは母なる日本の土で作る、真心込めて作られた日本産の作物を食すことで、何か古き良き日本人としての精神・魂が伝わってくると考えております。
『食』を創造する肥料。
『食』を守る農業。
食糧生産は経済性だけではなく、食に対する安心・安全は基より、日本の国土・環境保全を含めてトータルに『農業』を考えてていきたいものです。